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健康住宅㈱とSDGsの取組の歴史は2018年5月、サッシメーカーのエクセルシャノン様を通して、東京のある大学の先生とのSDGsに関する研究の依頼からの始まりでした。SDGsが建設業界でどのようにインパクトを生じていくか、企業の取組はどのようにあるべきか、SDGsの重要性を訴える先生の強いメッセージに、身の引き締まる思いでした。
「チームSDGs」がそこからスタート、WEB会議を重ねる過程でSDGsの基本を学んで行きました。17の項目と169のターゲットに自社の活動を照らし合わせ、健康住宅㈱がどのような活動に取り組み、SDGsの指標に基づき自社の企業活動を発展させていくべきか、持続可能な社会の実現のために自社に出来ることは何か、一つひとつ絞り込んでいきました。
健康住宅㈱はもともと省エネルギー住宅・外断熱高性能住宅に特化して参りました。1370棟のお住まいは全て外断熱高性能住宅であり、高いレベルでの環境配慮を実現している『持続可能な』住宅です。SDGsの考え方には多くの点で共通する点がありました。
研究の内容からのヒントも多く、建設業界がどの項目を重点項目にしているかといった業界の動きも把握することができました。建設業には様々な業種が広範囲に存在しており、SDGsが業界に与えるインパクトは非常に大きい事が実感できました。
一部の先進企業はCSR(企業の社会的責任)の重要項目としてSDGsを掲げており、企業独自の活動を開始していました。お笑いで有名な企業は、その企業特性を活かして、SDGsの普及促進を重点的に進めていること、教育の世界でもSDGsが普通に教えられており、大手進学塾ではSDGsの解説本を発行しているなど、SDGsは各業界で大きなうねりを生んでいたのでした。
SDGsへの健康住宅での取組は、まず初めに自社の取組を再認識すること、「持続可能」という視点で再定義すること、まずはそこから形にしていきました。その学びの中で、健康住宅㈱が20年間に渡って取り組んで来た、外断熱・高性能住宅の建設・省エネルギー住宅の建設そのものがSDGsの実践そのものであるという事に気づくことになりました。
このSDGsの再定義が、時にSDGs宣言に終始してしまう事があること、「SDGsウォッシュ」といって多くの企業が陥りがちだという事も学びました。